食卓に珈琲とチョコレートとラーメンを。
悪魔くん二次創作と管理人のきまま語りが主な内容。 苦手な方はプラウザバック推奨。 四代目シリーズ、絶賛応援中!
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ポッキーの日が過ぎた深夜に書いたトリプルメシアのポッキーの日ネタです。
フリーダムすぎる上にただの会話文なので注意。
「昨日はポッキーの日だったんだってさ!」
「うん。それは知ってるよ」
「そうだな。問題はどうしてこういうことになっているかだ」
「どうもこうもしないよ。ポッキーの日って言ったら、ポッキーゲームでしょ」
「山田くん。真顔でそういうこと言っちゃうんだ」
「というか、既にポッキーを銜えて相手待ちか。山田」
「二人ともノリが悪いなぁ。僕が折角、一日遅れながらも行事に参加しようとしてるのに」
「そういうのは、メフィストとやりなよ」
「そういうのは、ダニエルとやれ」
「却下」
「だからって、僕たちとやるなんて言うのもおかしくない?」
「その前に僕は甘いものが好きじゃない」
「そんな松下君にはビターチョコを買ってきました」
「いや、やらないからな」
「やろうよ」
「山田くん。目が怖いし、松下くんに顔を近づけ過ぎ」
「そもそも何をそんなにポッキーゲームに拘ってるんだ」
「全国の恋人たちがキスして盛り上がるイベントをあえて、にらめっこという意味でやるっていうのも捻くれてていいと思わない?」
「山田くん――何かあったの?」
「黙っててもモテるだろうに何を言ってるんだ、お前は」
「だって、僕らヒロインが居ないじゃない」
「そういうメタ的話題はやめろ」
「僕には幽子と鳥乙女がいるしなぁ」
「埋れ木くん、二人とも君を恋愛対象として見てないからね」
「落ちつけ、山田。ミカエルはどうしたんだ?」
「彼女は天に召されちゃったし、元はダニエルの嫁なんだから対象外」
「あれは嫁なのか?」
「山田くん、荒れまくってるのはわかるけど、八つ当たりは駄目だよ」
「八つ当たりじゃなくて、正論を述べてるだけだよ」
「もしかして、鬼太郎と猫娘がポッキーゲームしていたから嫉妬したのか?」
「あっ、山田くんが黙った。図星?」
「そうか……ゲームはしないが、ポッキーは食べてやるから元気だせよ」
「それなら僕も付き合うよ」
「……というか、僕の方が絶対可愛いのに」
「おい。鬼太郎ファンを敵に回すことを言うな」
「山田くん。眼力が恐ろしいことになってるよ」
「こっち見んな。山田」」
「いいさ。水木作品で悪魔くんは有害図書扱いだし」
「関係ないうえに、それは僕のことだろうから気にするな」
「松下くんはここで怒ってもいいと思うよ」
「それも含めて僕だからな」
「ほら、松下くんがこんなに大人なんだから、山田くんももうちょっと頑張ろうよ」
「埋れ木くんには言われたくない」
「うわぁ、山田くんが面倒な子になってる」
「ほら、山田。ポッキーやるから落ちつけ」
「なんだろう。松下くんが飼育委員に見えてきた」
「飼育員なのは埋れ木の方だろう?」
「どうして?」
「狐に虎に象に鳥に猫を飼ってると聞いたぞ?」
「ごめん。それ、僕の十二使徒であってペットじゃないから」
END
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オチてないけど楽しかったのでいいのです。
山田くんが荒れているのは、当日にポッキーを買えなかった私の気持ちが影響したのだと思われます(笑)